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いま、神社仏閣の
“御朱印集め”がブームとなっています。

「御朱印」とは、
神社仏閣を参拝した証として頂くもので、
「御朱印帳」という帳面に、
「御宝印」という判子を押し、
本尊の名前や日付などを墨で書き記しています。

参拝の記念としてだけではなく、
神や仏の分身と言われ、有り難いものとされています。

本来は、寺への参拝者が
写経を納めた際に頂く印だったのですが、
いつの頃からか、納経をしなくても頂けるようになり、
その後、神社にも広がったようです。

神職や僧侶にお願いすれば、書いてもらえますが、
「初穂料」や「御布施」として、
500~1000円程度が必要となります。

この「御朱印」が、なぜか若い女性に注目され、
“御朱印ガール”と呼ばれています。

「御朱印」の魅力に気づき始めたのです。

墨文字と印の朱色のコントラストの美しさ。
個性ある筆づかいと印影のデザイン性。
どこか厳かな佇まいがあり、
見る者を静寂の世界へと誘います。

私も以前から“カッコいい”とは思っており、
収集したい気持ちもありましたが、
まさかブームになるとは……。

元々、神社仏閣を訪れる女性は増えていました。

その目的は、「さまざまな願いごと」や
「特別な場所での癒し」だったのです。

そしていま、“御朱印集め”が加わったのです。

そんな“御朱印ガール”向けに、お洒落で可愛い
「御朱印帳」もたくさん販売されています。

ブームを見越し、ブームを盛り上げる商売が、
すでに登場しているのです。

そこで、注目したい神社があります。

栃木県鹿沼市の「古峯(ふるみね)神社」。

「御朱印」マニアの間では有名な神社で、
この神社の「神使(しんし)」、
すなわち神の使いである
天狗の絵付き「御朱印」を頂けます。

絵付きの「御朱印」は少ないので、人気が高いのです。

神職8人が、
それぞれオリジナルの天狗イラストを描き、
全部で16種類もあります。

しかも、参拝する日によって神職は違い、
必ずしも欲しい「御朱印」が頂けるわけではありません。

欲しい「御朱印」があるなら、
作者である神職がいる日に訪れる必要があります。

神職のいる日は教えてもらえますが、
何度か足を運ばなければならないのです。

また、コレクターとしては16種類すべてを集めたいもの。

当然、1度や2度では集まりません。
つまり、リピートしなければならないのです。

初穂料も500円×16種類となります。

16種類もあるのは、神社のサービス精神でしょうが、
ビジネスモデルとしてもお手本となります。

「願いごとができる」+「癒しの時間を得られる」+
「コレクター心をくすぐられる」。

そして、行くまでは「旅行気分」を味わえます。

“客”が十二分に満たされる要素が詰まっているのです。

それが、この「古峯神社」なのです。

“戦略”なのかどうかはわかりませんが、
“マーケティングの基本”を押さえた
ビジネスモデルだと言えます。

「天狗の絵付き」で注目させ、「16種類の品揃え」で、
選ぶ楽しさ、集める楽しさを提供する。

「提供できない日」で付加価値が高まる。

見事なマーケティング戦略です。


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今年の「ボジョレー・ヌーヴォー」の解禁は、
日本時間で11月19日午前0時。

と言ったところで、すでにブームは過ぎ去り、
まったくもって盛り上がりに欠けます。

今年も百貨店やワインショップに、
少人数のワイン愛好家が集まり、
淋しいまでの静けさの中で、
新酒の誕生を祝うのでしょう。

あれほど騒がれたブームが、
なぜここまで廃れてしまったのでしょうか。

ワインの魅力がなくなったのでしょうか。

ワインの世界は奥深く、
その味わいに魅了された人間は、
生涯ワインを愛し続けるものだと思います。

ならば、「ボジョレー・ヌーヴォー」が
騒がれなくなったのはなぜでしょうか。

理由のひとつは、「ボジョレー・ヌーヴォー」が
ワイン本来の味ではないからです。

その年できた新酒の“出来”を
テイスティングするとともに、
“蔵出し”のお祝いをすることが目的です。

本物のワインは、
ここから熟成させることで完成するので、
まだ未熟な味だと言えます。

私も何度か飲んでいますが、
飲みやすいだけで、美味しいとは言えません。

本来なら、
ワイナリーで静かに祝っていたものなのです。

冷蔵設備のない時代、人びとは近くの醸造所へ行き、
ワインを量り売りで買っていました。

そして、新酒の頃になると、
周辺の限られた地域の人たちだけが、
その味を楽しんでいたのです。

美味しさを味わうというより、
新酒を静かに祝う意味合いが強かったのです。

しかし、冷蔵や輸送技術の発達により、
もっと広めようという動きが
醸造家によって始まったのです。

そこから世界へ。
そして、日本に。

世界にも“ヌーボー“の愛好家はいますが、
ワインの世界にどっぷりと浸かった人たちが、
あくまで新酒を祝うために飲んでいるだけです。

日本のように、
“ヌーボー”だけで盛り上がることはありません。

日本では異常なまでに盛り上がってしまったのです。

「ワイン=お洒落」にかぶれた人たちが、
味など関係なく群がった結果、
「ボジョレー・ヌーヴォー」が
“有り難い存在”と化したのです。

しかし、やがて人びとは気づきます。
「それほどでもないのかも……」と。

結局は、商社や百貨店が仕掛けた
ブームに過ぎなかったのです。

また、ブームを作り出すために、
人びとが熱くなるようなアピールもしています。

解禁前に、その年の「ボジョレー・ヌーヴォー」の
評価をキャッチコピーとして発表するのです。

「10年に1度の出来で、芳醇な味わい」など。

これを聞いて、人びとの期待はますます高まり、
解禁日に向けてそわそわし始めるのです。
実に上手い演出です。

ところが、毎年発表されるキャッチコピーに、
疑問を感じる人が出てきました。

毎年代わり映えせず、「10年に1度」という言葉が
度々登場したりしているのです。

これでは、嘘臭いと感じても仕方がありません。
信頼できる評価だとは思えないのです。


これまでのキャッチコピーを見てください。

1995年:ここ数年で一番出来が良い。
1996年:10年に1度の逸品。
1997年:1976年以来の品質。
1998年:10年に1度の当たり年。
1999年:品質は昨年より良い。
2000年:出来は上々で申し分の無い仕上がり。
2001年:ここ10年で最高。
2002年:
過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄え。
2003年:100年に1度の出来、近年にない良い出来。
2004年:香りが強く中々の出来栄え。
2005年:ここ数年で最高。
2006年:昨年同様良い出来栄え。
2007年:柔らかく果実味が豊かで上質な味わい。
2008年:豊かな果実味と程よい酸味が調和した味。
2009年:50年に1度の出来栄え。
2010年:1950年以降最高の出来と言われた
2009年と同等の出来。
2011年:2009年より果実味に富んだリッチなワイン。
近年の当たり年である2009年に匹敵する出来。
2012年:史上最悪の不作だが品質は良く健全。
糖度と酸度のバランスが良く軽やか。
2013年:ブドウの収穫量は少ないが、
みずみずしさが感じられる素晴らしい品質。
2014年:近年の当たり年である
2009年と肩を並べるクォリティ。
2015年:記憶に残る素晴らしい出来栄え。
2016年:エレガントで酸味と
果実味のバランスがとれた上品な味わい。
2017年:豊満で朗らか、絹のようにしなやか。
しかもフレッシュで輝かしい。
2018年:理想的な条件の元、
素晴らしいヴィンテージへの期待高まる。

これだけ似たような言葉が並ぶと、
誰も信用しなくなるのではないでしょうか。

あまりにも“下手”なキャッチコピーです。

「化けの皮がはがれた」「ボロが出た」
と言ったところでしょうか。

ブームの終焉は、
こんなところにも原因があるのではないかと思います。


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関西には、
「お好み焼き定食」というメニューがあります。

お好み焼きとご飯、味噌汁のセットです。

関西人の私には何の疑問もないのですが、
他の地域の人びとからすると、
「あり得ない」「主食と主食の組み合わせはおかしい」
とまで言われます。

それほど不思議なことなのでしょうか。

関西には、同じ“粉もん”の「焼きそば定食」もあり、
粉もんとご飯の組み合わせは、
俗に“大阪定食”とも呼ばれます。

「炭水化物&炭水化物」は、
栄養学的にはツッコミどころ満載です。

決して身体に良いとは言えないのですが、
その美味しさを知れば、栄養学など関係なくなります。

なぜ、この組み合わせが関西に生まれたのでしょうか。

その起源は定かではありませんが、
関西人の味の好みが影響しているようです。

お好み焼き、焼きそば、たこ焼きの味は、
だしとソースで決まります。

関西には“地ソース”も多く、
何にでもソースをかける傾向があります。

焼きめし、目玉焼き、野菜炒め、串カツ……。
天ぷらにまでウスターソースをかけます。

食卓にこれらのおかずが並ぶと、
ためらいなくソースをかけて、
ご飯と一緒に食べます。

濃いソースの味が白いご飯をとよく合うのです。

この組み合わせに慣れ親しんだ関西で
「お好み焼き定食」が誕生したのは、
必然なのではないでしょうか。

お好み焼きは、“ソース味のおかず”なのです。

炭水化物どうしの組み合わせはあり得ない
などと言われますが、
他にもこうした組み合わせは多く存在します。

「ラーメン&炒飯」、白ご飯のついた「ラーメン定食」、
いなり寿司や炊き込みご飯のついた「うどん定食」、
小うどんのついた「カツ丼定食」。

「焼きそばパン」や「スパゲティパン」は
どうなるのでしょうか。

洋食屋や喫茶店には、ご飯とナポリタンがセットになった
「スパゲティ定食」などもあります。

このように、
同じような組み合わせは多数存在するのです。

なのに、
なぜ「お好み焼き定食」だけが話題になるのでしょうか。

まずは、お好み焼きに対する
固定観念ではないのでしょうか。

単体で食べるもの、というイメージです。

他の地域ではそうかもしれませんが、
家庭でもお好み焼きを作るほど、
日常の食生活に浸透している関西では、
自然とご飯がつくようになったのではないでしょうか。

恐らく、
こんな会話から誕生したのではないかと推測します。

息子「おかん、ご飯ちょうだい」
おかん「何すんの?」
息子「何すんのって、お好み焼きと一緒に食べるんやん」
おかん「ほぉ、それ美味しそうやな。うちもやってみよ」

あるいは、

お客さま「おばちゃん、ご飯ある?」
店主「うちらの晩ご飯用やったらあるけど」
お客さま「悪いけど、ちょっと分けてくれへん?」
店主「何すんの?」
お客さま「このソースやったら、ご飯と合うと思うねん」
店主「なるほどなぁ~。
   それやったら、定食としてメニューに載せよか」
お客さま「そうして、そうして!」

食に貪欲な関西人なら、
「これ、ご飯と一緒に食べたら、
美味しいんとちゃうか?」と思えば、
何のためらいもなく、試してみるのではないでしょうか。

たまたま、それが美味しかったので、
関西全体に広まったものと考えられます。

同じように、「焼きそば定食」も生まれたのでしょう。


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東日本大震災をキッカケに注目された
「災害備蓄用」としての缶詰。

そして、「缶つま」などの高級缶詰の出現。

「缶詰専門の通販」や「缶詰バー」も注目されています。

時を経て、再び“缶詰”が見直されているのです。

技術の進歩により、さまざまな料理の缶詰化が実現し、
単なる保存食ではなく、
日常的に食す一品となりつつあります。

また、単身者の“友”としてだけではなく、
食材として料理に活用する家庭も増えています。

バブル期にはあまり見向きもされなかったのですが、
不況になり、手軽な食材として“復権”したのです。

そんな缶詰の世界に、バブルも不況も関係なく、
愛され続けている缶詰があります。

ホテイフーズの「やきとり」です。

1970年、日本で最初に製造を開始したのが、
ホテイフーズなのです。

当時、やきとり缶詰が珍しかったことと、
発売翌年から放映されたテレビコマーシャルが印象的で、
人びとの記憶に深く刻み込まれたのです。

コマーシャルはご存知の方も多いでしょう。

♪やきとりな~ら~ ホテイ やきやき~♪

私は、いまだにこのフレーズを口ずさんでしまいます。

強烈なデビューを果たしただけではなく、
その味のクオリティが高かったので、
大人気商品となっていきました。

「やきとり屋さんの味と
イメージそのままを家庭の食卓に」
というコンセプトを掲げ、
こだわった商品開発に取り組んだのです。

やきとりの美味しさには、鶏肉の質、甘辛い味つけ、
焼いた香ばしさ、そして炭の香りが欠かせません。

これらを忠実に再現するためには、
「業務用の何か」で代用することはできないのです。

本物の調理法で、やきとりを作るしかなかったのです。

ホテイは、国産の鶏肉にこだわり、本物の炭火で焼き、
しっかりと焦げ目をつけて、
やきとり屋さんの味つけをしたのです。

これが、いまだに多くのファンを持つ理由です。

しかし、やきとり缶詰は他のメーカーでも出しています。

「はごろも」「K&K」「いなば」
「明治屋」「マルハ」など。

私もいくつか食べてみましたが、
ホテイに勝る者はないと思っています。

好みの問題もあるでしょうが、
圧倒的にホテイファンが多いのは事実です。

「やきとり=ホテイ」というイメージが、
刻み込まれていることも、ホテイが強い理由です。

日本に最初に登場し、
コマーシャルもインパクトがありました。

当時の人びとが最初に口にしたやきとり缶詰は、
間違いなくホテイでしょう。

ライバルのいない市場で、一気に広まったのだから、
その認知度が一番になるのは当然なのです。

これを、
マーケティング的には「先駆者利益」と言います。

「ある企業が新たなカテゴリーで最初に商品を
売り出した結果、他社より好業績を収めることである」
と、定義されています。

ホテイのやきとり缶詰は、
まさに先駆者利益を得たのです。

しかし通常は、他社が登場すると、
徐々に市場を奪われるものですが、
ホテイは圧倒的な存在として、君臨し続けています。

その秘密は、絶対的な美味しさと
飽きさせない商品づくりにあります。

商品へのこだわりは先に述べましたが、
やきとり缶詰ファンを飽きさせないために、
味のバリエーションや他の食材と組み合わせた
新商品も生み出しています。

レギュラーは「たれ味」で、次に「塩味」。
「ガーリックペッパー味」「柚子こしょう味」、
鶏肉とつくねの「とりつくね」、
鶏肉とうずら玉子の「とりたま」、
「名古屋コーチンやきとり(限定)」
「防災備蓄用」などが揃っています。

そして、ユニークなのが「業務用1750g」。
巨大な缶詰を一般消費者にも販売しているのです。

ホテイファンなら、食べてみたいでしょう。

ここまでやきとりに力を入れている
メーカーは他にありません。

「ホテイが一番!」と言われるのも納得です。

“たかが缶詰”とは言えない商品づくりに、脱帽です。


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おせち料理の予約が、もう始まっています。

百貨店では、料亭のおせちが。
スーパーでは、プライベートブランドが。
飲食店でも、オリジナルおせちに力を入れています。

数千円の安価なものから、五万十万の高級品まで。

和・洋・中・アジアンなど、さまざまな種類があり、
好みに合わせて選べます。

おせちを手づくりするのは、手間が掛かります。
大量の買い出しと時間の掛かる調理に、
主婦は疲れ果ててしまいます。

「気ぜわしい大晦日に、なぜこんなことを?」と、
ふと疑問を持ってしまうことも。

その結果が、
“おせち料理を買う”という選択になるのです。

現代人に、おせち料理を作るという行為は、
合わないのかもしれません。

おせちを注文して、ゆっくりと過ごす。
時間を重視する現代人には、その方が良いのでしょう。

我が家では、結婚以来
夫婦ふたりでおせちを作り続けています。

しかし、十数年前「面倒だから、やめようか」と、
話したことがありました。

その時、まだ小学生だった息子に聞いてみました。
「おせちが無いと淋しいか?」。

当然のことですが、
「やっぱり無いと淋しい」という答えが。

そこで、買おうとはならなかったのです。

価格の問題もありますが、息子が求めているのは、
“我が家のおせち”であることに気づいたからです。

豪華なものなど何も入っていませんが、
親が手間ひま掛けて作るおせちを
美味しいと感じているのです。

この習慣をやめてしまうわけにはいかないのです。
なので、作り続けています。

おせちとは、本来そうした存在ではないでしょうか。

家庭の味、地方の味。
日本の食文化における、大切なひとコマです。

これをプロに頼ってしまって良いものでしょうか。

買うということは、
他人の家庭と同じものを食べることになります。

日本中で同じものになることもあります。

親の味も家庭の味も何もない。
これは、食文化とは言えません。

“買うおせち”が広まることは、
決して良いことではありません。

では、経済面から考えてみると……。

高いおせちをみんなが買えば、
動くお金は大きくなります。

しかし、おせちを手づくりするために、
これまで買われてきた食材が、
売れなくなってしまいます。

正月ということで、必要以上に買っているので、
その額は非常に大きいものです。

さらに、おせちに飽きた後には、
鍋物や焼肉をする家庭が多いので、
その分の食材も売れていました。

ところが、おせちに大金を遣ってしまうと、
その後は節約することになるので、
食材が売れなくなるのです。

おせちが売れるか、食材が売れるかを比べると、
経済的には後者の方が波及効果は大きいと言えます。

すなわち、おせちが売れるということは、
日本の文化が失われると同時に、
経済的な打撃も大きくなるということです。


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全国の百貨店で、「北海道物産展」が開催されています。
しかも、ほとんど同時期に。

いまや、百貨店における集客の要。
唯一、成功が確約されているイベントだと言えます。

この物産展の凄さは、毎回出店している人気店もあれば、
開催の度に新しいお店が登場していることです。

バイヤーが、北海道の隅々までまわり、
お店探しをしているのです。

同時期に違う百貨店で開催するということは、
出店するお店が重複していないということです。

それだけ、北海道には
可能性を秘めたお店が多いということ。

ここに、ビジネスのヒントを見ることができます。

もし、飲食店を始めるのなら、
北海道でオープンさせる方が
上手くいく可能性は高いと言えます。

北海道は食の宝庫として知られ、
全国の人から注目を浴びています。

つまり、同じ飲食店を始めても、
北海道にあるということだけで、
注目される確率は高くなるのです。

しかも、百貨店バイヤーが自店を見つけてくれるのです。
他の地域では、誰も探し出してはくれません。

そして、物産展への出店が実現することとなります。

そこで話題になれば、
北海道のお店へと足を運んでもらえるようになります。

観光地でもない場所に出店するより、
繁盛へのスピードが速くなるということです。

新規出店するなら、
北海道を検討してみる価値は充分にあります。


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世の中には、お客さまが来ていないのに、
いつまでも潰れない個人商店があります。

営業しているのかどうかさえ、
中に入らなければわからないほど、暗い商店があります。

どうやって稼いでいるのでしょうか?
近隣の住民でさえ知りません。

年金暮らしの高齢者が暇つぶしで開けているのか、
と悪態をついてしまうほど、
潰れない理由が浮かばないのです。

実は、こうしたお店に共通する“稼ぎ方”があるのです。

たまに電話に出て、たまに出掛けて行きます。
一時的に忙しくなる時もありますが、
それが過ぎれば、ほとんどは店番で1日が終わります。

非常に羨ましい商売です。

その“稼ぎ方”とは……

「学校納品」です。

学校から注文が入ったり、
定期的な納品に対応していれば、
まとまった利益が確保できるのです。

生徒数の多い学校との取り引きができれば、
たった1本の電話で、多額の収益が生まれるのです。

最初に契約を取りつけるまでは
苦労したかもしれませんが、
その後は何年も安定経営が約束されるのです。

不思議なことに、
学校と商店との取り引きは随意契約で、
競争入札がほとんどありません。

公立校なら、すべての近隣商店に
チャンスが与えられるべきなのですが、
不公平な取り引きが長年続けられています。

しかも、学校はあまり価格交渉をせず、
言い値で納品させています。

商店にとっては、実に有り難いお客さまです。

そんな“稼ぎ方”を手に入れている業種としては、
服屋(学生服)、スポーツ用品店(体操服)、
金物屋(掃除道具)、書店(教科書)、
写真店(出張記念撮影・卒業アルバム)、
文具店(文房具一式)、パン屋(給食)などがあります。

誤解のないように書いておきますが、
「学校納品=儲けている」というわけではありません。

地域や学校の規模、学校の方針などによって、
「学校納品」していても、
さほど儲からない場合もあります。

しかし、規模の大きな学校と取り引きすることで、
一般客など来てもらわなくても、
充分に儲かっているお店があることは事実です。

サビれたように見える個人商店は、
店頭ではなく、裏で儲かっているので、
お店や陳列商品に気を遣わなくてもよくなり、
サビれた雰囲気を醸し出してしまうのです。

儲からなくてサビれたのではなく、
儲かっているから、お店に手をかけなくなったのです。


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「ポテトサラダ」。

洋食では、ビフカツ、エビフライ、ポークジンジャー
という主役を力強く支える千切りキャベツの横で、
静かに出番を待っている“準脇役”的な存在です。

いてくれれば嬉しいのですが、いなくても、
舞台にはさほど影響は出ないと言えます。

和食ではあまり姿を見せないのですが、
セルフのご飯屋さんでは、一番安い小鉢として、
手に取ってもらえるのを待っています。

しかし、「しらすおろし」や「わかめ酢」のような
定番小鉢には勝てないでいます。

スーパーの惣菜売り場では、そこそこの人気があり、
多くの仲間たちと整列していますが、
各家庭の食卓に並ぶ時は、
「何か一品足りない」という場合の臨時雇いです。

どの場面においても、あまり光を浴びることのない、
淋しい存在。
それが「ポテトサラダ」です。

しかし、一カ所だけ、
小さなスポットライトを当てている場所があります。

おじさんの聖地・居酒屋さんです。

「アヒージョ」が食べられるような洋風居酒屋でもなく、
ワイングラスで乾杯するような
お洒落居酒屋でもありません。

常連さんばかりが集まるような、街の片隅にある、
カウンターが黒光りしている居酒屋さんです。

多店舗化せず、たった一軒を長く守り続けているお店。

老舗の風格などありませんが、
お客さまが世代をまたいで通っているお店。

そんなお店に、スポットライトを浴びる
「ポテトサラダ」があるのです。

もちろん、「おしながき」のトップにはきません。

さりとて、単なる品揃えとして
端っこに書かれているわけでもありません。

属するジャンルがハッキリしないせいか、
「おしながき」の後半、
前の方にポツリと目立っていたりします。

この場所が、居酒屋さんにおける、
「ポテトサラダ」のポジションなのです。

「メインとしてお奨めするわけではありませんが、
 ちょっと眼を留めていただければ、
 決して期待を裏切りませんよ」
という主張なのです。

お客さまの眼にも留まりやすい位置です。

お店としても、自信を持っているメニューなのです。

また、こういう居酒屋さんには、
「ポテトサラダ」ファンが多いものです。
いや、マニアと言っても良いでしょう。

居酒屋さんの「ポテトサラダ」を食べ歩く人もいます。

「ポテサラ酒場」という本が出版されていたり、
「ポテトサラダ学会」という集まりもあります。

それほど、居酒屋さんの「ポテトサラダ」は、
静かに注目されているのです。

なぜ、居酒屋さんの「ポテトサラダ」なのでしょう。

それはずばり、美味しいから。

居酒屋さんの「ポテトサラダ」は、
お店によって個性がまったく違います。

具材も違えば、調味料も違います。

お店それぞれに工夫があって、
食べ歩きする人の気持ちはよくわかります。

惣菜として売られている「ポテトサラダ」は、
世間からはやや軽く見られていますが、
実は非常に難しい料理です。

しっとりとしていて、ほくほく。
具材の存在感を引き立てながらも、
じゃがいもの旨さも消してはならないのです。

マヨネーズをケチるとボソボソになりますが、
多すぎると酸味がキツくなります。

さじ加減が難しく、
料理の腕が試されるような存在なのです。

だから、居酒屋さんではさまざまな工夫で、
美味しく作っているのです。

つまり、美味しい「ポテトサラダ」を作る居酒屋さんは、
料理の腕も良いということになります。

「ポテトサラダ」でそのお店のレベルがわかる、
と言っても良いでしょう。

居酒屋さんは、どれだけ珍しいお酒を揃えていても、
それだけでは繁盛しません。

やはり、美味しいものがあってこそ、
「酒と肴」を楽しむお店となれるのです。

「ポテトサラダ」は、そんなお店を見つけ出すための
指標となる料理なのです。


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男性諸君!
「PEACH JOHN」の通販サイトを
見たことがあるでしょうか。

若い女性向けの下着を中心に販売するサイトです。

エロい写真やアダルト動画が無料で見放題の時代に、
わざわざ下着の通販サイトを見る男性は少ないでしょう。

しかし、このサイトは侮れないのです。

単純なエロやアダルトとは違った、美しくも新しい
“エロ可愛い”画像を見せてくれるのです。

アイドル写真集のような“価値”を持っています。

しかも、ほとんどが下着姿という、セクシーな画像です。
これまで数千円払っていたものが、タダになるのです。

このサイトが男性の注目に値するのは、
可愛い芸能人の下着姿が見られるところにあります。

歴代のモデルとして、
人気のある芸能人を起用しています。

ローラ・小嶋陽菜・マギー・紗栄子など。

この女性たちの下着姿など、
まず無料で見ることはできません。
まさに、写真集のワンシーンなのです。

「下着の通販サイトを見る男性は少ない」
と言いましたが、
直接的なエロを好まない男性は結構多く、
そんな人たちには嬉しいサイトではないでしょうか。

「PEACH JOHN」は、
若い女性に非常に人気があります。

“可愛い”と“セクシー”、そのどちらもが揃っていて、
価格も手頃なのです。

日常使いも勝負下着も、
その写真の美しさを楽しみながら、選ぶことができます。

自分好みのものを探す楽しみもあれば、
彼氏や旦那好みのものを選ぶドキドキ感もあります。

このように、男性が見ても女性が見ても楽しい、
下着のサイトはなかなか存在しません。

男性の眼をかなり意識して
作られているのではないでしょうか。

女性は女性に憧れ、男性は女性に憧れる。
意味の違う“憧れ”ですが、
そのどちらの欲求をも満たしてくれるのが、
このサイトです。

中にはこのサイトで、
男性と一緒に下着を選んでいる女性もいるでしょう。

仲の良い証拠、幸せなひとときでしょう。

「PEACH JOHN」が、
そこまで戦略的にこのサイトを作っているなら、
お見事と言うしかありません。


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「スープが気に入らない時は、店を開けないよ」。
そんなラーメン店主がいます。

それほどこだわりがあるスープなら飲んでみたい、
とラーメンファンは思います。

やがて、口コミが広がり、
行列のできるお店となっていくのです。

実に“ウザイ!”。

いつも同じスープを作れないのは、ヘタクソだからです。

裏を読むと、
注目されるためのポーズではないのでしょうか?

「うちのスープに合うように、自家製麺でやっている」。

プロである製麺所に頼んだ方が、
本当に合う麺を作ってくれます。

素人が短期間でプロを超えることはできません。

結局は、自己満足でしかないのです。

しかし、自家製麺だと言われると、
お客さまは“どこか違う”と納得してしまうのです。

違うのは当たり前です。
素人なのだから。

実に“ウザイ!”。

「ラーメンづくりというのは、ショーと同じ。
 短いステージのために、
 何百回何千回と練習を積んで、
 お客さまの前に出て行く」。

あぁ〜“ウザイ!”。

手間ひま掛けて安く提供している、
その努力は認めますが、“たかがラーメン”です。

「あぁー美味しかった!」となれば、それで良いのです。
店主のゴタクはいらないのです。

されど、されど。

このゴタクにお客さまは惹かれます。
興味を持ってしまうのです。

何も語らなければ、こだわりは見えません。
こだわりが見えないと、人は集まらないのです。

集まらなければ、口コミも広まりません。
つまり、行列もできないのです。

どれだけ美味しいラーメンを作っていても、
お店は潰れます。

競争の無い地域なら、
無口な店主でも流行るかもしれませんが、
ライバルだらけのいま、とにかく目立たなければ、
競争のステージに立つこともできないのです。

確かにウザイ店主たちですが、
自己アピールの方法を身につけているのです。
見習うべきかもしれません。


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