常連さんと呼ばれるほどのリピーターが
多く存在するお店は、
経営が安定していて、羨ましいですよね。

しかし、常連さんがたくさんできるまでが、苦難の道。

光が少しでも見えていれば、気力も充実して、
頑張ろうという強い意志も生まれます。

その光がまったく見えず、
どこに向かえば良いのかがわからないから、
モヤモヤイライラしてしまう。

お店をしていれば、誰もが経験します。

光を探すには、ロールプレイングゲームや
アドベンチャーゲームのように、
隅々まで歩いてみなくてはなりません。

関係ないと思うところに、
ヒントが隠れていたりします。

“やれることは、すべてやる”。

この地味な作業が、結果をもたらすのです。

ぜひとも、実践してもらわなければならないのですが、
先の見えない不安で押しつぶされそうなあなたを
手助けしたいと思います。

そこで、常連さんづくりのための、
ほんの少しだけ“近道”となる方法をお教えしましょう。


『見せかけの常連さんを作る』。

本当の意味での常連さんではありませんが、
定期的に“来店してしまう”お客さまを作るのです。


東京にある茨城県のアンテナショップ
「茨城マルシェ」では、併設するレストランで、
1ヵ月間納豆が食べ放題になる
「納豆定期券」を1000円で販売しています。

ランチを注文し定期券を見せると、
どれだけ納豆を食べても良いのです。

納豆習慣のある人には、とても嬉しいサービスです。

近くの人なら、毎日でも通ってしまうでしょう。


このようなお得なサービスによって、
1ヵ月間は常連さんとなってくれるのです。

その間にお店が気に入り、
その後も通ってくれるかもしれません。

これが、『見せかけの常連さん』です。

本当の常連さんへの誘引策なのです。


他には、焼肉屋さんの「ご飯キープ」などという、
ユニークなものもあります。

1杯399円の大盛りご飯が、10杯分2940円となります。

大食漢の人は、見逃せないでしょう。


セルフうどんの「はなまる」では、
不定期ではありますが、
「うどん定期券」を販売しています。

500円(2012年は200円)の定期券を購入すれば、
30日間の有効期間中は、
毎日105円引きになるというものです。

はなまるのかけうどん(小)は1杯105円なので、
定期券があれば、毎日無料で食べられるのです。

サラリーマンの昼食としては、実に嬉しいサービスです。


このように、定期的に来店する仕掛けを作ることで、
常連さんとなっていく可能性を
高めることができるのです。


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テーマ:起業・独立への道
ジャンル:ビジネス
お客さまの立場になって考えろ。
お客さまの気持ちを察しろ。

当たり前のことですが、
わかっていてもできないものです。

儲からないお店の店主は、
つい自分優先でモノごとを考えてしまいます。

お客さまに喜んでもらうために、
と考えているつもりでも、
その先には、「そうすれば、自分が儲かる」
と思っています。

儲けを考えるのは悪いことではありませんが、
「自分が儲かる」と頭をよぎった時点で、
お客さまは2番目になっています。

キレイごとを言うつもりはありませんが、
“サービス”とはご奉仕です。

見返りを求めない行為・精神であるべきです。
儲けは、ただの結果。

お客さまを喜ばせることだけを、
まず考えなければなりません。


ここで、伝説ともなっている、
あるサービスの話をご紹介します。

「ディズニーランド流心理学(山田眞著)」
という本の中で紹介されています。

・・・・・・・・・・・・・(抜粋)・・・

東京ディズニーランドの「ワールドバザール」の
一角にある人気レストラン「イーストサイド・カフェ」
でのできごとだ。

そこに若い夫婦がやってきた。
キャストは二人用の席に案内し、注文を取った。

二人は、それぞれが食べるであろう食事以外に、
もう一品、料理を頼んだ。

「お子さまランチをください」

応対したキャストは、困惑した。

東京ディズニーランドのマニュアルでは、
お子さまランチは、九歳未満の子ども以外には
出せないことになっていた。

そう言われて二人は寂しげな顔で、互いを見つめ合う。

キャストは勇気を出して、そのお子さまランチを、
誰が食べるのかを尋ねた。

「今日は、昨年亡くなった娘の誕生日なんです。
 私の体が弱かったせいで、
 娘は最初の誕生日を迎えることもできませんでした。
 おなかの中にいるときには、主人と三人で、
 ここのお子さまランチを食べに行こうねって
 約束していたのに、それを果たせませんでした……。
 それで、今日は、娘にお子さまランチを
 頼んであげたくて、参りました」

その言葉に、キャストは言葉をつまらせた。

そして次の瞬間、
そのキャストは二人を別の席に案内した。

家族四人でかけるテーブルだ。
そして、さらにそこに子ども用の椅子も持って来た。

もちろん、そのテーブルに、
お子さまランチが持ってこられたのはいうまでもない。

「どうぞ、ご家族でごゆっくりとお楽しみください」

キャストはそう言って、テーブルをあとにした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私は、この話を何度も読んでいますが、
読むたびに涙を流してしまいます。

キャストの心遣い、優しさに感動します。

「私だって、そんな場面に遭遇したら、
 同じことをするわ」
と思う人もいるでしょうが、まず、できません。

注文を断った時点で終わり、
事情を聞くこともないでしょう。

このキャストの人間性なのです。
人を思いやる心を持っているのです。

あなたに、そんな心はありますか?


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マクドナルドが、
注文から60秒以内で商品を提供できなければ、
ハンバーガー無料券をプレゼントする、
というキャンペーンをやりましたが、
これは大失敗となっています。

マクドナルドとしては、
「間に合わなくても良い」という判断の元での
プレゼントキャンペーンかもしれませんが、
お客さまの評判はよくありません。

店員さんが急ぐあまり、非常に雑な作り方をして、
商品がぐちゃぐちゃになっていたりしたので、
たとえ無料券を貰っても、
嬉しさ半分になってしまったのです。

また、お客さまの中では、
「確実に60秒を超える注文の仕方」
などの噂も広まりました。

店員さんからは、当然ですが、不平不満が出ています。

元々がスピード重視の商品提供を
目指しているお店なのに、
これ以上速くしようとすると、
ドタバタ荒っぽい仕事になってしまいます。

しかも、お客さまからのクレームも多くなりました。

こんな馬鹿げたキャンペーンを、
なぜやってしまったのでしょうか。

これでは、どこにも笑顔は生まれません。

無理な注文をして無料券を手に入れた、
バカな客だけが喜んでいます。

すなわち、バカな客以外、
誰も望んでいないサービスなのです。

確かにお客さまは、
安くなったり、無料券が貰えたりすることは喜びます。

しかし、それ以前に、
安心できる商品・安心できるサービスを
望んでいるのです。

安心できないのなら、値引きも無料券も必要ないのです。

マクドナルドへ行けば、
あの美味しいハンバーガーが食べられる。

お客さまが望んでいるのは、これです。
これが、お客さまとお店との信頼関係なのです。

その大切な商品をないがしろに
してしまうようなことをするのは、実に愚かです。
絶対にやってはいけません。


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ジャンル:ビジネス
コンサルタントである私の提案に対し、
「それは無理でしょう」と即答する店主がいます。

「やったことがあるのですか?」と問うと、
「やらなくてもわかります」。

プロである私が、その可能性を見込んで
提案したことに対して、
実践もしていないのに、結論がわかるなんて、
どんな才能の持ち主でしょうか。

私以上の能力があるなら、お店は儲かっているはずです。
相談する必要など、まったくないはずです。

こんな店主が結構いるので、コンサル以前に、
意識の改革から始めなければなりません。

ハッキリ言って、ウンザリします。

人の言うことを素直に聞けない店主のお店は、
ほとんどの場合、潰れてしまいます。

人の言いなりになれというのではなく、
意見を聞き入れて、自分なりのやり方で良いので、
まずはやってみることが大切なのです。

やった上で結論を出して欲しいのです。

やらずに結論など、出せません。

やる前から「無理だ」という考え方をするから、
何もできずに儲からないのです。

やらずに文句だけ言うのも、
あなたに能力のない証拠です。

どんなことにでも、まず行動してみることです。
やってダメなら、軌道修正すれば良いのです。

これを繰り返しているうちに、必ず道は拓けます。

そのお手伝いをするのが、
私たちコンサルタントの仕事なのです。

コンサルタントは、方向性を示す存在であって、
結論を出すのはあなた自身であることを
肝に銘じてください。

私は、良い結論が出るように導くことはできます。
しかし、しっかりと道を拓き、
歩いていくのはあなたです。

すべてをコンサルタントに頼るのは間違いです。

それでは、あなたの能力を高めることはできません。


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テーマ:起業・独立への道
ジャンル:ビジネス
芸能情報やゴシップばかりの
女性週刊誌を置いている美容室。

週刊漫画や古いコミックを並べている中華料理店。

テレビでプロ野球を流している食堂。

こうしたお店の良い悪いを言うつもりはありません。

それが魅力となって集まって来るお客さまもいます。

ただし、店主であるあなたが、
本当に望んでいる客層かどうかが問題なのです。

常連さんが多くて儲かっている。
それで良いと言うのなら、何も問題はありません。

しかし、客数も少なく、利益も少ないとなると、
何かが間違っているのかもしれません。

商品そのものなのか。お店の雰囲気なのか。
はたまた、客層なのか。

もし、客層だとしたら、何が問題なのでしょう。


上記の例で言うと、女性週刊誌を読みに来るお客さまが、
本気でお洒落なヘアースタイルを望んでいるでしょうか。

お洒落したいと、女性なら誰しも思うかもしれませんが、
本気であるなら、女性週刊誌を
置いているお店には行きません。

“ほどほど”しか求めていないから、
そんなお店で良いのです。

漫画を読みながら中華料理を食べるお客さま。

本当に美味しいと思う料理なら、
“ながら食べ”などしません。
一所懸命に箸を動かすはずです。

プロ野球を見ながらご飯を食べる。

この場合、味は“ほどほど”で良く、
野球を見るためにお店を利用しているだけです。


あなたは、それで満足ですか?

あなたが本当に来て欲しいお客さまですか?

あなたの腕がもったいないとは思わないのでしょうか?

商売を始めた頃を思い出してください。
理想としていた姿があるはずです。


ところがいまは……。

それはすべて、あなたの責任なのです。

あなたが、週刊誌を置くようなお店に
してしまったのです。

漫画やテレビで、お客さまを釣ってしまったのです。

あなた自身が理想を忘れて、
違う客層を呼び込んだのです。


軌道修正するには、
あなた自身が変わらなければいけません。

理想とする客層と同じレベルの
意識を持つことが重要なのです。

『類は友を呼ぶ』。

これは、お店とお客さまにも通じる言葉なのです。


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