お金に余裕がありながら、時間もあるシニア。

物欲はすでに無くなったものの、
充実した老後のためには出費を惜しまない、
という面もあります。

不景気ないま、
もっともお金を使う可能性が高い消費者だと言えます。

売りたい商品を
“心豊かな老後”と絡めてアピールすれば、
シニア層は喜んで買ってくれます。

旅行なら、観光地めぐりではなく、
農業やモノづくりの体験ツアー。

食事なら、
世界の朝食や宮廷料理、歴史上人物の食事体験。

住宅なら、バリアフリーだけではなく、
趣味の部屋づくり。

若い頃にできなかったことや夢を
実現させてあげるのです。

また、さまざまな“新しい夢”を
見させてあげることが大切です。

シニア層の悩みは、
「何をしたら良いのかがわからない」こと。

お金と時間の余裕はできたものの、
その使い方がわからないのです。

それを探すお手伝いをしてあげれば、
躊躇せずにお金を使ってくれます。


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「肉寿司」を売りにする
寿司屋さん兼居酒屋さんがあります。

珍しい肉の部位が数多く揃っており、
それを使ったにぎり寿司も
メニューにずらりと並んでいます。

当然、お客さまは迷います。

どれにしようかと迷いながらメニューを見ていくと、
最後の方に眼が止まります。

いくつかの「盛り合わせ」メニューが
用意されているのです。

ここで、お客さまの注文は決まってしまいます。

「盛り合わせください」。

店主曰く、
「盛り合わせを頼んでいただくために、
 わざとメニューを多くしている」。

お客さまの心理をついています。

食べたいものがあり過ぎると、
一品ずつ頼むと高くなります。

そこで「盛り合わせ」を選べば、
お得な上に、迷わなくて済みます。

違う組み合わせの「盛り合わせ」を用意しておけば、
次の注文も決まりです。

お客さまが一品ずつ注文して食べていると、
間が空いて、途中でお腹が一杯になったりします。

「盛り合わせ」で一気に食べてくれれば、
客単価も上がるのです。

お客さまの満足度も高くなるので、
お互いの利益にもなります。

お客さまは、迷うことを楽しむものですが、
迷い過ぎると買うのをやめてしまいます。

少しだけ迷わせて、「これはいかがですか?」を
そっと差し出しましょう。

お客さまはスッキリとした顔で、快く買ってくれます。


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少し前、百貨店などで行われていた、
「下取り」「買い取り」セール。

不要なものを持ち込むと、
割引券や金券と交換してくれることから
人気となりました。

売る側としても、集客効果の高い販促策として、
一時的なブームとなっていました。

しかし、話題性が薄れるとすぐにやめてしまい、
最近はまったく聞かなくなりました。

この販促策をブームで終わらせるのは、
実にもったいないことです。

家庭では、常に不要なものが出てくるので、
少し時間が経てば、
また「下取り」「買い取り」に持ち込むのです。

すなわち、来店促進となります。

「下取り」「買い取り」を行うことに、
さほどリスクはありません。

自店の割引券・金券を渡すだけなので、
通常の販促策と同じです。

しかも、お客さま自ら来店してくれるので、
販促策としては、最上級の効果が期待できます。

お客さまにとっても、
非常にメリットの大きなサービスです。

不要なものが処分でき、
次に買うものの資金となるのですから。

お客さまが来てくれれば、通常の買い物より、
コミュニケーション機会も多くなります。

引き取ったものは、リサイクルショップに持ち込んだり、
ネットオークションで販売しても良いでしょう。

あるいは、福祉バザーに寄付しても喜ばれます。

お客さまの役に立つサービスなので、
継続することに意味があります。


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ライバルには得意な分野があり、
どうしてもその部分では勝てない。

そんな時には、「短期集中販促」を試してください。

ライバルが強みを持つ商品に限定して、
短期間で徹底した販促アピールを繰り出します。

販促予算を増やし、チラシ・DM・電話を使って、
集中的にアプローチします。

販促のエリアも拡大します。

短期間に連続してアピールすることで、
「○○に力を入れているお店」を印象づけます。

イメージを植えつけることができれば、
一旦アピールをやめても、しばらくは持続され、
来店に繋がります。

しかし、やはり時間とともに印象は薄れていきますので、
半年・1年経った頃に、再度アピールします。

これを2、3年続ければ、
「○○のお店」イメージは固定化されます。

1つの商品で来店客を増やせば、そのお客さまを相手に、
他の商品をアピールすることができます。

販売機会の増大です。

とにかく、来店客を増やすことが先決なので、
ライバルのお客さまを誘い込むことに集中してください。


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