レストランを星の数で格付けする
ガイドブック「ミシュランガイド」。

覆面調査員が、一般客の中に紛れて、
お店を評価し、星をつけます。

1つ星:そのカテゴリーで特においしい料理
2つ星:遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理
3つ星:そのために旅行する価値がある卓越した料理

この3つで評価、もしくは星無しが決定します。

優れたお店として、ガイドブックに掲載されるので、
宣伝効果は図り知れないものがあります。

店主としては、嬉しさのあまり、
興奮気味ではないでしょうか。

しかし、喜んでばかりはいられません。
現状とはまったく違う環境に置かれ、
戸惑うことになります。

大勢のお客さまが来店し、行列ができるかもしれません。
予約がいっぱい入り、てんてこ舞いするかもしれません。

お店の効率化を図らなければいけません。
従業員も増やすことになります。

夢にまで見た大繁盛を手に入れることができます。

これが、非常に危険なことなのです。
大問題が発生し、お店が潰れるかもしれないのです。

・たくさんの人が来るようになると、
 お店の雰囲気が変わり、
 常連さんが敬遠するようになります。
・忙しさのあまり、手を抜いてしまい、味が落ちます。
・気配りが行き届かなくなり、
 お客さまの満足度が下がります。
・食材を吟味する時間がなくなり、業者まかせになり、
 質が低下します。
・気持ちに余裕がなくなり、
 「仕事」ではなく、「作業」になってしまいます。
・3つ星から2つ星に落ちると、
 イメージが極端に悪くなり、客足が突然鈍ります。
 これは、2つ星も1つ星も同じ。
・星を失うことに恐怖を抱き、ノイローゼになります。

このように、ミシュランガイドは、恐ろしい存在です。
巷の雑誌に載っている、人気のお店ランキングとは、
次元が違うものです。

権威があると言われているだけに、
選ばれることを喜んでばかりはいられないのです。

それでも、ミシュランを目指すのは、
悪いことではありません。
向上心ですから。
いつかは載りたい、と頑張る気持ちは大切です。

ただ、目指すべきモノは、格付けではなく、
「お客さまの満足」だということを忘れないでください。

地域のお客さまに愛され、
“そこそこ”儲かっているのなら、
それで満足するのが、商売人の神髄だと思うのですが。

繁盛することは大切ですが、
それ以上に大事なのは、
お客さまのために永続することです。


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