私の住む和歌山には、
105円均一の大手回転寿司チェーンが、
いくつかあります。

「かっぱ寿司」「スシロー」「無添くら寿司」

競争が激しくなってはきたものの、
どのお店もいまだ賑わっています。

リサーチというより、単なる食欲から、
すべてのお店をまわってみましたが、
それぞれ特徴があって、
コンサルタントとしての興味は満足させてくれました。

この3店の中での一番は、「スシロー」でした。
味にはハズレが無く、全体に一定以上のレベルです。

二番は、「かっぱ寿司」。
味は、イマイチのものもあるのですが、
旨い!というものも多いので、ほぼ満足です。

注文はタッチパネルで、
回転レーンとは別のレーンがあり、
お寿司が電車に載せられて運ばれてきます。

三番は、「無添くら寿司」。
タッチパネルやお皿の回収、ガシャポンの賞品など、
オリジナリティがあって、子どもも喜ぶのですが、
肝心な寿司の味が……。

無添加をうたっているのですが、
マズければ意味がありません。

店舗によって違うのだろうかと思い、
別の支店にも行きましたが、やはりチェーン店なので、
まったく同じでした。

業界誌やテレビなどでも、
社長の手腕が度々紹介される会社なので、残念です。

和歌山には、もうひとつ知られた回転寿司があります。

「すっしーくん」。

お店の前に恐竜のキャラクター人形が立っている、
非常にダサいお店です。名前もダサい。

子ども連れを狙っただけのお店だろうと、
単純にイメージしてしまいますが、さにあらず。

大手チェーン3店を退ける、ダントツの味なのです。

ネタの新鮮さ、アイデアは、
回転寿司とは思えないほどです。
全部で5~6店舗あったと記憶しています。

その程度の規模で、大手相手に大健闘してるのです。
いや、トップに立っています。

食関連の書き込みサイトでも、一番人気です。

どうしてこんな小さなお店が、
大手より人気があるのでしょうか。

味がいいから?

もちろんそれもありますが、
そんな単純なことではありません。

同じ105円で提供するためには、
大量仕入れの大手に対抗する手立てが必要です。

小さな会社では、仕入れが高くなりますから、
同じ価格で売るのは厳しいはずです。

しかし、大きな会社には、小さな会社には無い、
経費の掛かる部分があります。

その経費分をネタの原価に
上乗せしなければいけなくなるのです。

小さな会社にはそれが無いので、
多少仕入れが高くなっても、利益は大手と変わらない、
ということになります。

その経費の掛かる部分とは……

「組織」です。

本社・営業所・新規開拓スタッフ・営業スタッフ
……など、店舗とは関係の無い組織がたくさんあり、
そこを維持するために、莫大な経費が掛かります。

その経費を価格に転嫁しなければいけません。

逆に言うと、105円で売るためには、
ネタの質を落とす必要も出てくるのです。

小さな会社なら、
組織の維持に掛かる経費が少ないので、
その分をいいネタの仕入れに
まわすことができるのです。

だから、地元の「すっしーくん」が、
一番美味しいお店として、
人気を得ることができているのです。

小規模だからこそのメリットを活かせば、
大手に負けない、地域No.1になれます。


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