前回に引き続き、
イオンの超巨大ショッピングセンターのお話を。

特に人を集め、賑わっていたのが
「ヴィレッジ・ヴァンガード」。
独自の視点で、
面白い書籍・雑貨を揃えているチェーン店です。

何が面白いのか。
見たことの無い商品がたくさんあることです。
どこで探してくるのだろうか、
という、違う興味も湧いてくるほどです。

「バリー・ドロッター」という物語本をご存じですか。
どこかで聞いたようなタイトルですよね。
これは、「ハリー・ポッター」の偽物なのです。

中国で作られるような“まんま”のパクリではなく、
オリジナルストーリーで、
堂々と売られているものだそうです。
ちゃんとシリーズになっています。
イギリスでは、売れているとか。
イラストもよく似ています。
思わず、笑ってしまいます。

こんな本を探し出してくる、
このお店のセンスがとても面白いものだと感心しました。

次に気になったのが、「重建機」という雑誌です。
建築・土木関係の重機・機械の専門誌なのです。
一般書店では、まず扱わないものです。
関連する雑誌も数種類ありました。

その横にあったのが、「扇風機のプラモデル」。
30~40年代に作られていたような扇風機です。
私など、とても懐かしいものです。
若い人が見れば、
レトロで新鮮なのではないでしょうか。
インテリアとして使えます。

このプラモデルは、いまも作られているものなのか。
それとも、どこかにあった在庫でしょうか。
パッケージは、昔のままのようでしたが。
いま、レトロを狙って作っているものだとしたら、
それはそれで、面白いと思います。

このお店には、このような“驚き”がたくさんあります。
他にも、「ジンギスカンキャラメル」や
「スケルトンのレコードプレーヤー」
「牛のカタチをしたヤカン」
「マズい、と書かれたお菓子」などなど。

小さなお店なのですが、ゆっくり見ていれば、
1時間くらいはかかってしまうかもしれません。
それほど楽しいお店なのです。
笑顔になるお店なのです。
大型雑貨店の「ドンキホーテ」よりも
センスでは勝っています。

次に私が気になったのは、
「エスニック雑貨のお店」
都市部に行けば、よくあるタイプのお店ですが、
地方にはありません。
あっても、品揃えが悪く、楽しくありません。

このお店は、天井からもいろいろ吊り下げ、
東南アジアのお店のような
雑然とした面白さがありました。
やはり、若い女性がたくさん入っています。

田舎の若者とはいえ、
やはり都会の若者と同じものを欲しがるのです。
流行りのものは見たいし、持ちたいのです。

田舎だからと諦める人も多いのですが、
お金をためて、わざわざ都会まで
「買い出し」に出かけている人も結構います。
こんな人たちが、
このお店にたくさん集まって来ているのです。

このショッピングセンターの面白いところは、
小さなお店がたくさん並んでいるだけではなく、
大手の量販店もいくつかあることです。

「ジョーシン」「ダイソー」「ユニクロ」
「無印良品」「タワーレコード」
つまり、小さなお店と量販店の競争もあるわけです。
それだけ、各お店が
真剣にならなければいけないということです。

中には、お客さまが
まったく入っていないお店もあります。
外から見ただけでわかるのですが、
お客さまの眼を惹くもの、気を惹くものが、
まったくないのです。

激しい競争の中で、
お客さまに興味を持っていただけなければ、
それで終わりです。
いくら良い商品を扱っていても、無理なのです。

かつて商店街では、競争がありました。
隣に負けるものか、と。
それが、お客さまへのサービスであったり、
威勢の良い呼び込み
というカタチで表れていたりしました。
これが、「賑わい」となっていたのです。

寂れてしまった現在の商店街では、
競争する相手もいません。
また、元気もやる気も無くなってしまいました。

競争は大切なことです。
大型店に負けるわけにはいきません。
ヴィレッジ・ヴァンガードのような、
そこにしか無いセンスが求められているのです。


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