少し前の話ですが、ミスタードーナツが、
長く人気を保ってきた商品をリニューアルしました。

生地やつや出し、揚げる油を変更しました。

美味しくなったと概ね好評だったのですが、
一部のファンからはブーイングが起こりました。

「前のどっしりした生地の方が好み」
「独特のパサついた感じがなくなった。
 あれが好きだったのに」

と、残念がる人も少なくありません。

なぜ、人気の定着している商品を
変えてしまうのでしょうか。

なぜ、大好きだと言ってくれるファンを
裏切るようなことをするのでしょうか。

それは、大手チェーン店の宿命のようなものです。

ライバルが多く、次々に出す新商品だけでは、
お客さまを振り向かせることができないのです。

特にミスタードーナツは、
ここ数年で新興勢力が急激に増え、
厳しい状況にあります。

比べられて、ライバルの方が美味しいと言われれば、
味の見直しをしないわけにはいかないのです。

それが裏目に出る可能性もありますが。

同じように、モスバーガーも味をリニューアルしました。

「美味しさは進化し続ける」などと
言い訳をしていますが、
本当のファンはそんなことを望んでいません。

“チェーン店だから”と、諦めているだけです。


個人のお店でこれをやってしまうと、
お客さまは何も言わずに去ってしまいます。

文句さえ言われないので、訳もわからず、悩むのみ。

老舗が味を少しずつ変えていることはありますが、
それはお客さまの志向の変化に合わせて、
10年・20年に一度という長いスパンで行っています。

しかも、お客さまが
あまり気づかない程度のリニューアルです。

ファンが多くいてくれる商品を変えてはいけないのです。

その商品目当てに来店してくれるのに、
商品が変わってしまっては、来店の理由がなくなります。

来店しなければ、他の商品のついで買いもなくなります。

新規客を集めたい、注目されたいと望むのなら、
別の新しい商品を開発すべきです。

人気の定番商品は、お店の看板です。
看板を簡単に書き換えてはいけません。


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