震災後の神戸・南京町(中華街)。

昔とほとんど変わっていないようにも見えます。
被害の大きかった長田界隈を見ていないので、
何とも言えませんが、
昔のままに復興したように見え、
神戸の人たちの「力」を感じます。

南京町の建物は変わっていないのですが、
商売のスタイルが大きく変わっています。

まるで、縁日。
道の両側に屋台が並び、たくさんの点心が美味しそうに、
通る人に呼びかけているようでした。

昔も屋台はありましたが、
ほとんどは中華料理店と中華食材店でした。
ガイドブックを見ないと、どこのお店に入ろうか、
迷ってしまうほどでした。

食事をするのが、“賭け”だったのです。
美味しいお店に当たればいいのですが、
そうじゃなければ、一食損をした気分になります。

いまでは、料理店がどこにあるのかを
探さなければいけないくらいに、屋台ばかりです。

私は、縁日のような、いまのスタイルを歓迎します。
あれこれ珍しいモノを、安く食べられますから。
本当に、楽しいですよ。

しかし、地元の人にとっては、どうでしょうか。
屋台に力を入れるために、
中華料理店を閉めてしまっている場合もあります。

馴染みのお店が、無くなったのです。
これでは、淋しいのではないでしょうか。

どちらの方向が良い悪いというのではありません。

地元に根づいた商売をするためには、
「味」を追求し続け、
中華料理店として、やっていくべきです。

しかし、神戸は観光地。
観光客相手なら、現在のような屋台は喜ばれます。

店主の考え方次第ですが、やはり南京町は観光地です。
屋台スタイルを徹底して、
「中華の屋台街」を極めるつもりで、
頑張って欲しいと思います。
そうなるのが、私としては楽しみです。

たくさんある屋台で気づいたことを。

流行っている屋台とそうではない屋台。
その差は、何でしょうか。

「味」でしょうか。
いいえ、観光客ではそこまでわかりません。

「屋台の見ため」でしょうか。
どこも同じで、特に目立ったお店はありません。

それは、店員の『動き』だったのです。

・やたらと人に声をかけ、
 うるさいくらいの呼び込みをする店員。
 近づこうものなら、絶対に買わなければいけない
 雰囲気になってしまいます。
 こういう屋台には、あまり人はいません。

・聞こえる程度の声で呼び込み、じっと立っている店員。
 近づきやすいのですが、店員に見られているようで、
 やはり買いづらいのです。

・大きな声で呼び込んでいるのですが、
 動きまわっていて、お客さまを見ていない店員。
 実は、こういう屋台に人が集まっています。
 近づいて、じっくり品定めできます。
 店員にじろじろ見られることもありません。
 大きな声を出しているので、雰囲気も明るい。
 しかし、“これください”と言うと、
 すぐに対応してくれます。
 本当は、お客さまを見ていないようで、
 ちゃんと見ているのです。

最後の店員のいる屋台が、もっとも流行っているのです。
店舗でも同じだということは、あなたもご存じですよね。

実践していますか。
お客さまの気持ちを読み取ることが大切です。


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