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世の中には、
行列のできるお店とできないお店があります。

扱う商品や人気の違いで起こる“差”なのですが、
それだけではありません。

もし、この行列を
意図的に作り出すことができるとしたら……。

アルバイトを雇って、
“さくら”に仕立てるのではありません。

行列のできる仕掛けを使っているのです。

お店が満杯で、中に入った人がなかなか出てこないと、
当然、行列ができますよね。

中に入った人が、“なぜ、出てこないのか?”に
仕掛けがあるのです。

たとえば、カフェのようなお店で、
お客さまが注文したケーキをひとつひとつ、
その場で手づくりしているとしたら、どうでしょう。

注文したお客さまは、
「自分のために作ってくれている」
という感動を味わえますが、
提供には時間が掛かり、お店の外は行列になります。

また、ラーメン屋さんが
総入れ替え制だったら、どうでしょう。

一度満席になっても、最後の1人が食べ終わるまで、
次の人は入れないとしたら、当然外には行列ができます。

こうしたお店は実在するのです。

行列を作るためにやっているのかどうかは
わかりませんが、結果的にその行列が話題になり、
さらなる行列を生んでいるのです。

この方法を戦略的に実践すれば、
行列を生み出すための行列を作ることは可能です。

他の実例としては、「激セマ店舗」や「数量限定」、
「販売日限定」、「定時販売」などがあります。

もちろん、商品・サービスに
それだけの価値がなければなりませんが、
“それなり”の商品でも、
お客さまは“行列”を付加価値と認めてくれます。

付加価値を手に入れることに、喜びを感じるものです。

行列のできるお店になるためには、
最初の行列を作ってください。

これさえできれば、後は行列の連鎖が始まります。


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